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- 【ソ フ ト名】 *.WRDファイル結合ソフト [WRDC.EXE] Version 1.52(フリコレ応募版)
- 【著作権 者】 Moonlight
- 【対応 機種】 MS-DOS汎用
- 【開発 言語】 LSI-C86 Ver 3.30 試食版
- 【ソフトウェア種別】 フリーソフトウェア
- 【転載 条件】 転載・再配付一部可
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- 0. はじめの独り言 ============================================================
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- 基本的に不精者の私は「歌詞(WORD)ファイル作成ツール」や「WORD MAKER
- for WHIPS」で結合ファイルを入力するのも面倒なのです。
- そこでこれを作ることにしました。「構想2ヶ月、具体案制作2日、プログラミング
- 実質1日」の怪しげなモノ(Version 0.00がこれです)でした。その後、沢山(と言う程
- でも無いが(^_^;))のUserに支えられて18回改版して参りました。
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- それにしてもなぜ[WRDC.exp]でないのかって思う方もいるでしょうが、動作速度と
- いい、プログラムサイズといい、そんなに[WRDC.exp]でのメリットが感じられないの
- で[WRDC.exe]としてリリースしています。
- 正直に言うとコンパイラがないと言うのが正しいのですがね(^_^;)。
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- 1. 現在のサポート機能 =======================================================
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- 「BLISS COLLECTION No.5 - SUPER CD PLAYER - WHIPS Ct.3+ - TURBO -」
- 「BLISS COLLECTION No.7 - SUPER CD PLAYER - WHIPS Ct.4 - POWER -」用
- WORD制作ツール「歌詞(WORD)ファイル作成ツール」「WORD MAKER for
- WHIPS」のMenu 1.で作成したまま(他のデータと未結合)のデータで、ファイル
- ネームをある規則(後述(1-3))に従った「WHIPS Ct.3+/4」用歌詞データ[*.WRD]
- ファイルを複数個を一括結合するだけです。
- ([W_MAKER.exp]のMenu 2.を使うより随分楽に出来ると思います。)
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- それと、Version 1.40からサポートした連続空白行を省略する機能です。
- また、Version 1.41から、0分0秒の行を省略する機能もサポートしました。
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- 1-1 連続空白行を省略する機能
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- 実例を挙げるのが一番ですね(^_^;)。以下の様な処理をします。
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- ex)左下の様なものが、右下の様になります。([↓]は改行記号を示します)
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- 0:35:00= 1↓ | | 0:35:00= 1↓
- …………………………↓ | |…………………………↓
- 0:41:00= 1↓ | | 0:41:00= 1↓
- ↓ | |↓
- 0:47:00= 1↓ | | 0:53:00= 1↓
- ↓ |→|・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↓
- 0:50:00= 1↓ | | 0:57:00= 1 ↓
- ↓ | |・・・・・・・・・・・↓
- 0:53:00= 1↓ | |
- ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↓ | |
- 0:57:00= 1 ↓ | |
- ・・・・・・・・・・・↓ | |
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- (ただし結合元データ自体は手を付けず、結合後出来上がったモノのみ変更されます)
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- 1-2 [ 0: 0:00= 1]の行を省略する機能
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- これは、[WORD.exp][W_MAKER.exp]でデータ作成中、そのトラックが終了してからリ
- ターンキーやスペースバーを操作すると、この時間になってしまいますよね)。
- WHIPS Ct.3+/4では、この時間のデータを相手にしてくれません。
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- そこで、.WRDファイルのDIETのため(^_^;)にもいっそ結合時に削除してしまえと思っ
- たのがこの機能です。
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- (ただし結合元データ自体は手を付けず、結合後出来上がったモノのみ変更されます)
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- 1-3 ファイルネームの規則
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- 私の*.WRD作品制作の際、必ず(FileNameの最後2Bytesに)[01][02]…[99]と振ってい
- くので、それをそのまま採用してしまいました(^_^;)。
- (一括処理することを考えるとこれが一番楽なんだもの(^_^;))
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- 2. 動作条件===================================================================
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- 日本語MS-DOS上ならどの機種でも動くと思います。
- (FM-TOWNS以外では意味が余り有りませんが(^_^;))
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- 2-1 作者による動作確認
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- FM-TOWNS 20F (6MB) MS-DOS Ver 3.1 L36
- Ver 5.0 L22
- T-OS Ver 2.1 L20A コマンドモード
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- MS-DOS Ver 5.0 L10 (Ver 0.12まで)
- MS-DOS Ver 3.1 L34 (Ver 1.50まで)
- T-OS Ver 2.1 L10A コマンドモード(Ver 1.21まで)
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- 3. 起動方法 ==================================================================
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- まず[WRDC.EXE]を*.WRD制作に使われてるディレクトリにコピーしましょう。
- (PATHの通っているディレクトリでも構いませんが、[*.WRD_Filename]の指定が
- 楽だと思います)
-
- プロンプトから
- WRDC [/S|Mdir|H|?] [*.WRD_Filename] [Copy_Filename]
- でいいです。
-
- /S|-S|/s|-s : [Copy_Filename]に[*.WRD_Filename]代入して省略させる
- スイッチ ([Copy_Filename]は無視します)
- /M|-M|/m|-m : 続けて結合先ファイルの出力ディレクトリを指定する
- (/Sや[Copy_Filename]は無視します)
- /H|-H|/h|-h|-?|/?: 簡単なHelpを表示します
- [*.WRD_Filename] : 結合元データ名
- [Copy_Filename] : 結合先データ名
-
- [*.WRD_Filename]は、例えば[abc01.WRD][abc02.WRD]…の時は[abc]とし、
- [XYZ_01.WRD][XYZ_02.WRD]…の時は[XYZ_]として下さい。
- Dataがカレントディレクトリ以外にある時はパスを指定して下さい。
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- [*.WRD_Filename]+[Copy_Filename]又は[Copy_Filename]は、省略可能です。
- (T-Menuアイテム登録での利用も考慮して)
-
- T-Menuでアイテム登録するのであれば、
- [MS-DOS][ディレクトリ移動あり]
- が無難でしょう(たぶん)。
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- 3-1. 例
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- 以下の例で、拡張子を書いてますが省略しても構いません。
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- ex.1) WRDC(リターン)
- [*.WRD_Filename][Copy_Filename]ともに実行中に入力
-
- ex.1) WRDC /H(リターン)
- 簡単なヘルプファイルの表示
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- ex.3) WRDC /S(リターン)
- [*.WRD_Filename]を実行中に入力
- [Copy_Filename]は[*.WRD_Filename]をコピー
-
- ex.4) WRDC WORD(リターン)
- [WORD01.WRD][WORD02.WRD]…を読み込み、[Copy_Filename]を実行中に入力
-
- ex.5) WRDC /S WORD(リターン)
- [WORD01.WRD][WORD02.WRD]…を読み込み、[WORD.WRD]と言う名前で結合
- 実行したら何もすることなし(^_^;)
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- ex.6) WRDC WORD MOON(リターン)
- [WORD01.WRD][WORD02.WRD]…を読み込み、[MOON.WRD]と言う名前で結合
- 実行したら何もすることなし(^_^;)
-
- ex.7) WRDC /Mm:\dir WORD(リターン)
- [WORD01.WRD][WORD02.WRD]…を読み込み、[m:\dir\WORD.WRD]と言う名前で
- 結合。 実行したら何もすることなし(^_^;)
- (WRDC WORD m:\dir\WORD(リターン)に等しい)
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- 4. 操作方法 ==================================================================
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- a.まず[*.WRD_Filename]の入力を求めて来ます。記述則は [3. 起動方法] を参照し
- て下さい。(コマンドラインで[*.WRD_Filename]を入力済みなら省略されます)
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- b.データをテンポラリファイルへのコピーが終了後、結合後のFileNameを聞いてき
- ます。拡張子を省略した時は[.WRD]と追加します。また、7文字以上入力しても
- errorを出しませんので、もし作っちゃったらrenameして下さい。
- リターンキーのみ入力した時はa.(または立ち上げ時の第一パラメータ) をその
- まま使います。(コマンドラインで[Copy_Filename]、または[/S][/Mdir]を入力済
- みなら省略されます)
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- c.エラーが無ければ見事出来上がり(^_^)。
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- 4-1 操作上の注意
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- ディスクへの書き込みを行うツールですので、FDで利用してる方は作業中引っこ抜く
- ことはしないでね(^_^;)。どうなっても知りませんよ(^_^;)。
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- エラーチェックもFileのOpen可能かのチェック程度しか入れてませんので、あまり
- 残り容量の少ないディスク上で作業しないで下さい。
- (だいたい結合元の[*.WRD]の合計サイズのちょい上程度をカレントドライブと、作業
- 用ドライブ(4-3参照)にそれぞれ(同一ドライブなら合計の2倍ちょい程度)空きを確保
- しておいて下さい。)
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- また、結合元の各データの行数(最初の数字)が正しかどうかチェックしてませんので
- もし狂ってたら正常な動作は期待出来ません。
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- 4-2 結合ファイル・テンポラリファイル[WRDC.TMP]生成について
-
- 生成するファイルは同名ファイルがあっても無視してオーバーライトしますので、
- バックアップが必要ならリネームしておいて下さい。
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- 正常に作業終了後は、テンポラリファイル[WRDC.TMP]は削除されるはずです。
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- 4-3 作業用ドライブ・ディレクトリ
-
- このToolは、環境変数[TMP][TEMP]を参照しています。
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- [TMP][TEMP]が指定したドライブ・ディレクトリにテンポラリファイル[WRDC.TMP]
- を展開します。何度も読み書きする訳では有りませんので、高速なデバイスである
- 必要はありません。
- しかし、他のToolとの兼ね合いも有りますので、出来るだけ高速な物の方が良いで
- しょう。(そんなこと知ってるって(^_^;) 念のため念のため)
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- [TMP]がなければ[TEMP]、[TEMP]もなければカレントドライブのカレントディレクト
- リに展開されます。
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- 5. 使用・再配付・権利等について ==============================================
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- 以下について了解していただけない方はこのToolの使用を御遠慮願います。
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- a. このプログラム・ドキュメント等、このツール関連のファイル全てに関しての
- 著作権はすべて私Moonlightが持っています。
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- b. このソウトウェアは「フリーソフトウェア」です。
- 使用用途は問いませんが、営利目的の使用は御遠慮願います。
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- c. [WRDC.exe]で結合した[*.WRD]Fileの流通を許可されている範囲(特に音楽著作権
- が存続しているもののデータに関してJASRAC(日本音楽著作権協会)の許可する範
- 囲)内であれば[WRDC.exe]の作者としては阻害する権利は持ちません。
-
- どんどん公開してWHIPSシリーズの世界を広げましょう(^o^)。
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- d. 作者は、(一応の動作チェックはしてますが)このソウトウェアに関して一切動作
- 保証しません。
-
- e. 作者は、このソウトウェアの使用により生じた損害に対して一切保証しません。
- 大切なファイル等を必要ならばバックアップを取ってからお使い下さい。
-
- f. ソウトウェアに不備があっても、作者は修正する義務は負いません。
- (義務は負わないけど、気が向く限り対処する所存です(^_^;))
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- g. 再配付については作者として、前項までの事に反しない限り妨げません。
- (転載なされる時は、出来れば転載先を御連絡頂ければ幸いです)
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- その他[一般的なフリーソフトフェア]の[使用・再配付・権利等の項目]に準ずること
- にします。(ネタが浮かばないもんで(^_^;))
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- 6. お礼 ======================================================================
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- この素晴らしいコンパイラを提供して下さった、エル・エス・アイ ジャパン(株)様
- には、足を向けて眠れません(^_^)。
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- 勿論このツールの開発する上、「WHIPS Ct.3+ - TURBO -」「WHIPS Ct.4
- - POWER -」及び「歌詞(WORD)ファイル作成ツール」「WORD MAKER for
- WHIPS」の存在を忘れる訳にはいきません。M.J.KOZOU氏に心からお礼
- 申しあげます。([WRDC.EXE]の公開許可ど~もでした。)
- (また、技術指導もありがとうございます)
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- また、今回の開発に使用させて頂いた各ツールの作者(特にRWINK2のHIKA氏、
- Hi(僕HM使ってないの(^_^;))のひーくん氏)、配付時に使わせてもらったLHAの
- 吉崎栄泰氏、及び参考文献を発行された著者・訳者・出版社にも、お礼のしようが
- ありません。
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- Version 0.00でテスト運用を依頼した方々にも感謝します。
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- 6-1. 参考文献一覧
- # 入門ソフトウェアシリーズ1 C言語 ナツメ社
- # プログラミング言語C 第2版 共立出版
- # ANSI C言語辞典 技術評論社
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- 6-2. Ver 0.00テスト運用者一覧 (アルファベット順・作者は除く(^_^;))
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- Furu氏
- MILANO ☆彡氏
- M.J.KOZOU氏
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- 7. 最後に (Version 1.52 1993. 2.23)==========================================
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- さぁて Versionも上がってきまして、(私の中での)完成度は…まぁ何と申しましょ
- うか…「完成度」と言う言葉がいけませんね。「満足度」としておきましょう。満
- 足度は高いですよ。
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- 正直な話、本家の「WORD MAKER for WHIPS」のリリースは怖かった
- です。このTOOLの存在意義が無くなってしまいそうで(^_^;)。
- しかしリリース後、現物を見てみたら…結合法が以前を発展させたって感じだった
- ので、生きていきそうって感じでした。
- (こんな言い方して、ごめんなさいm(__)m>M.J.KOZOUさん)
- まぁSingleあたりだと、本家の方が便利かなって感じですか?
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- とにもかくにも、このToolを使ってくれるあなたに感謝感謝(^_^)。
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- 8. 改版予定 ==================================================================
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- [/M]は自分の不満から作って見ましたけど使う人がいるか心配です。
- (最初はバグ取りだけで隠し機能にしておこうかと思ったのですが…(^_^;))。
- 作業用ディレクトリとWORD格納用ディレクトリが違う私が突然、ホントに突然
- 「ドラックコピー」が面倒に感じられるようになったために作ってみたのです。
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- これで特に大きな問題(バグ等)がなければ、ひとまず「僕自信」の不満は…無くもな
- いンですが(^_^;)。
- ワイルドカード対応とか、画面づくりですかねぇ…。(要望があればやってみますが)
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- 9. 問い合わせ先===============================================================
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- これを書き忘れちゃいけません。
- NIFTY-Serve (パソコン通信) … 電子Mail(PFF01510宛)
- こちらに御意見・御希望・御注文・御非難等はこちらにどうぞ(^_^;)
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- 9-1 サポート案内
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- 修正改版配付の案内はNIFTY-Serve上で[PEE02277のProfile]でお知らせしていきま
- す。
- ([PROF PEE02277 (リターン)]とNIFTY-Serve上で(一部を除く)コマンド入力時にタイプ
- して下さい)
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- 初版 1992.11. 4
- 改訂版 1993. 2.23
- Copyright (c) Moonlight,1992-1993